ニュース 電子 作成日:2010年10月21日_記事番号:T00026046
受動部品大手、国巨(ヤゲオ)の陳泰銘董事長は20日、積層セラミックコンデンサ(MLCC)用微粒子材料の生産に参入すると表明した。来年第1四半期にも同事業を開始、ハイエンドの製品を研究・開発していく方針だ。台湾で同材料の生産は、ヤゲオのライバルである華新科技(ウォルシン・テクノロジー)傘下の信昌電子陶瓷(プロスペリティー・ダイエレクトリックス、PDC)のみが行っているが、今後はヤゲオも自社調達を行うこととなる。21日付電子時報が伝えた。
なおMLCCの生産には、中国が輸出規制を強化しているレアアース(希土類)を必要とするが、陳董事長は「使用材料の1%、コストの0.1%以下を占めるにすぎない」と強調、また「サプライヤーとの関係が安定しているため、現段階で不足はしていない」と語った。
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