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鴻海傘下の正達国際、深圳にタッチパネルガラス工場


ニュース 電子 作成日:2010年10月21日_記事番号:T00026048

鴻海傘下の正達国際、深圳にタッチパネルガラス工場

 
 鴻海科技集団(フォックスコン)系列で、ディスプレイ製品向けガラス基板の裁断、加工を行う正達国際光電(Gテック・オプトエレクトロニクス)は20日、中国・広東省深圳市の子会社、睿志達光電(深圳)に520万米ドルの追加投資を行うと発表した。同じく鴻海傘下、富士康国際(FHI)の深圳・龍華工場エリア内に工場を設置し、タッチパネルに使用する強化ガラスおよびカバーガラスの生産を今年末から2011年初頭にかけて開始する計画だ。21日付電子時報が報じた。

 正達国際はもともと、静電容量方式タッチパネル大手の宸鴻光電科技(TPKタッチ・ソリューションズ)と合弁で福建省アモイ市にタッチパネル向け強化ガラス工場を設立する予定だったが、TPKのアモイ工場内の用地が不足していることから、計画は取りやめとなった。しかし、中台で静電容量方式タッチパネル需要が依然強いことから、正達国際は台南第2工場の拡張に加え、深圳工場への追加投資を決めた。

 なお同社は近年、中台での相次ぐ新工場設置など企業規模を急速に拡大しているため、苗栗工場を格上げして、経営本部とすることを決めた。