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LED新世紀の南科第3工場、前倒しで着工


ニュース 電子 作成日:2010年10月21日_記事番号:T00026051

LED新世紀の南科第3工場、前倒しで着工

 
 発光ダイオード(LED)メーカーの新世紀光電(ジェネシス・フォトニクス、GPI)は20日、南部科学工業園区(南科)第3工場の起工式を行った。同社の生産ラインがフル稼働となっていることを受けての前倒し着工で、来年第2四半期の完成を目指す。21日付工商時報が伝えた。

 新世紀は顧客からの需要が旺盛で、第1工場では歩留まり率の向上に取り組んでいるほか、第2工場でも有機金属気相エピタキシー(MOCVD)装置の拡充を行っており、年内に35台から55台に増やす予定だ。なお、追加した設備の一部は既に量産を開始している。さらに第3工場が加われば80台まで増えると見込まれる。

 同社は先月下旬、中国・江蘇省昆山市と合弁で設立したLED照明メーカー、新世紀光電(昆山)の工場でもくわ入れ式を行ったばかり。MOCVD装置50台を設置する同工場が来年第3四半期に完成すれば、中台に保有する同装置は計105台となり、業界でも最大規模となる見通しだ。