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DRAM価格、Q4は10〜20%下落=南亜科技


ニュース 電子 作成日:2010年10月21日_記事番号:T00026055

DRAM価格、Q4は10〜20%下落=南亜科技

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAM大手、南亜科技の白培霖副総経理は、第4四半期のDRAM価格の見通しについて、「まだ底を打っておらず、10〜20%下落する可能性がある」との見方を示した。21日付電子時報などが伝えた。

 白副総経理は、11〜12月は企業の予算消化によりパソコンの買い替え需要が生まれるため、DRAM需要も一定程度は回復し、オファー価格の下落幅は緩やかになると予測している。

 なお、同社は第3四半期から50ナノメートル製造プロセスへの移行を開始。自社の12インチウエハー生産ライン、傘下の華亜科技(イノテラ・メモリーズ)の生産能力も増加しており、第4四半期のビット成長率(出荷メモリーの総容量の伸び率)は60%に達する見通しだ。

 南亜科技とイノテラは既に42ナノプロセスの試験生産も開始しており、来年第1四半期に量産に着手する見通しとなっている。さらに来年中には37ナノプロセスでの試験生産も計画している。