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トヨタのリコール、台湾はレクサス1.1万台が対象


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年10月22日_記事番号:T00026072

トヨタのリコール、台湾はレクサス1.1万台が対象

 
 トヨタ自動車は21日、「レクサス」や「クラウン」など高級ブランド車種で不具合が発覚し、リコール(回収・無償修理)を実施すると発表。全世界で約150万台が対象となるとみられている中、台湾総代理、和泰汽車は同日、台湾で対象となるのは「レクサス」の、▽2004年9月~06年2月生産の「GS300」1,091台▽05年5月~06年3月生産の「IS250」375台▽03年2月~06年3月生産の「RX330」9,520台──で、計3車種1万986台と発表した。22日付蘋果日報などが伝えた。

 今回見つかった不具合は、ブレーキマスターシリンダ内でブレーキ液の潤滑不良が起き、ゴム製シール部がめくれて液が漏れ、制動力が低下する恐れがあるという問題など2点。

 和泰汽車は27日から該当車種の所有者に通知、部品の交換を無料で行う。作業は2時間ほどかかるため、事前の予約を呼び掛けている。
 
 和泰汽車の喩暁忠経理は、液漏れの確率は低く、台湾での事故報告は受けていないと表明した。また、ブレーキ機能の警告ランプが点滅しない場合はひとまず正常だと述べている。