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作成日：2010年10月22日_記事番号：T00026084
タッチパネルの洋華光電、台湾人員を２倍に拡充
携帯電話用タッチパネル大手、洋華光電（ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス）は、生産能力の増強および研究開発（Ｒ＆Ｄ）強化のため、台湾での従業員数を現在の1,000人から2,000人規模へと拡充する。22日付電子時報が伝えた。
同社は急増するタブレット型パソコン向け製品の需要に対応するため、桃園県観音工業区に新設した工場が第３四半期に稼動、来年第１四半期の月産規模は中型で30万枚となり、引き続き生産能力を拡充する。これに伴い、研究開発から製造工程、生産ラインまで人材増強が急務となっているという。
なお、静電容量方式タッチパネルを主力とする観音工場を拡充することで、現在約30％の静電容方式の生産割合が、来年第１四半期には55％となって抵抗膜方式を上回る見通しだ。
同社によると、９〜10月は突発的な受注が相次ぎ、市場を好感している欧米の顧客からの受注が好調で稼働率はほぼ100％となっているという。
