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蘇花公路で土砂崩れ、中国人客ら25人不明


ニュース 社会 作成日:2010年10月25日_記事番号:T00026092

蘇花公路で土砂崩れ、中国人客ら25人不明

 
 台風13号(アジア名、メーギー)による豪雨で、宜蘭県と花蓮県を結ぶ幹線道路、蘇花公路(宜蘭県蘇澳〜花蓮)で土砂崩れが発生し、中国人観光客など25人が行方不明になっており、捜索が難航している。25日付蘋果日報などが伝えた。
 
T000260921

土砂の下から発見された観光バス。幸いこの車両の乗客は全員無事が確認された(24日=中央社)
 
 行方不明になっているのは、中国人観光客21人、中国籍のガイド1人、台湾人の運転手1人、台湾人観光客2人の計25人。

 蘇花公路では3カ所で土砂崩れが起きており、軍や消防当局などが懸命の捜索作業を行った結果、道路下で観光バスの残がいが発見され、台湾人1人の遺体が収容されたが、他の行方不明者は発見されていない。捜索当局は、バスが海に転落した可能性もあるとみて捜索している。

 行方不明の中国人客の家族と旅行会社係員の計44人は25日にも台湾入りする。

 今回の台風豪雨による被害(中央災害応変中心調べ)は、24日午後9時半現在、▽死者13人▽負傷者96人(うち22人入院)▽行方不明25人▽断水550戸▽電話不通896戸▽道路寸断44カ所(32カ所は通行可能に)▽農作物被害5,857万台湾元(約1億5,500円)−−などとなっている。