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サラリーパーソンの39%、「3年間昇給ない」【図】


ニュース その他分野 作成日:2010年10月25日_記事番号:T00026094

サラリーパーソンの39%、「3年間昇給ない」【図】

 
 大手求人情報サイト、1111人力銀行の最新調査によると、サラリーパーソンの38.98%が「過去3年間、賃金が上がっていない」と答えたことが明らかになった。また平均年収は55万3,500台湾元(約146万4,000円)で金融危機前より1.78%減少、景気は回復傾向にあるといわれながらも、サラリーパーソンの賃金には十分に反映されていないようだ。23日付工商時報が伝えた。
 
T000260941

 
 「過去3年間で賃金が上がった」と答えたサラリーパーソンは46.89%で、このうち62%は上昇幅5%未満にとどまった。賃金上昇幅の全体平均は8.54%だった。

 賃金上昇の内容は、80.95%が給与の上昇、24.18%は賞与によるもの、10.26%が自社株支給などによるものだった。

 なお、賃金の上昇幅が大きかった業界は順に▽IT(情報技術)▽卸小売▽従来型製造――の各業界だった。逆に金融危機前との賃金差が最も開いたのは▽民生サービス(マイナス7.19%)▽工商サービス(マイナス7%)▽メディア・出版(マイナス5.5%)――だった。