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9月失業率5.05%、政府目標にあと一歩【図】


ニュース その他分野 作成日:2010年10月25日_記事番号:T00026095

9月失業率5.05%、政府目標にあと一歩【図】

 
 行政院主計処が22日発表した9月の失業率は前月比0.12ポイント低下の5.05%で、13カ月連続の下落を記録。呉敦義行政院長が掲げた年内に5%以下に抑える目標にまた一歩近付いた。第4四半期は労働市場が例年活性化するため、10月にも目標を達成するとみられる。23日付経済日報などが報じた。
 
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 統計によると、9月の失業者数は56万人で前月比1万6,000人減った。一方、夏休みが終わり学生アルバイトが減少、臨時の仕事も終了したことなどで、就業者数も1,053万1,000人へと、8月より3万9,000人減少した。劉天賜・主計処第四局副局長は、目標達成には失業者数を4,000人減らし、就業者数を6万3,000人増やす必要があると指摘した。

 一方、同日発表された、1〜8月の平均給与を同期間の消費者物価指数(CPI)で割って100を掛けた実質平均給与は、月4万3,542台湾元(約11万5,000円)で、金融危機前の08年4万4,349元や、08年の4万3,806元に届かず、12年前の水準まで落ち込んだ。