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作成日：2010年10月25日_記事番号：T00026097
昇恒昌免税店、台北市内に２号店
免税店の昇恒昌免税店（エバーリッチ・デューティーフリー・ショップ）は22日、中国人観光客による需要拡大を受け、台北市内湖区の本社ビルに台北市内２号店をオープンした。23日付工商時報が伝えた。
同社はこれまで、同市中山区民権東路に出店していたが、中国人観光客の増加で、昨年の売上高が３倍増を記録したことから、２号店の出店を決めた。
２号店は１階、２階の２フロアで、中国人客に人気が高いオーデマ・ピゲをはじめ20近い時計ブランドを取り扱っており、台湾の市価より10％、中国の市価より35〜40％安い価格で、中国人観光客の注目を集めそうだ。
民権店周辺では、交通混雑に対する住民の反発も根強かったが、内湖店は周辺に大型バス用、バン用の駐車場を確保している。
エバーリッチは、台北市内の２店舗のほか、桃園、松山、高雄、台中の各空港、金門島の水頭埠頭の計７店舗を営業しており、年商は40億台湾元（約106億円）。また、澎湖県でも免税店の営業権を保有している。
