ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

太陽電池ウエハーの旭晶、桃園で工場新設


ニュース その他製造 作成日:2010年10月25日_記事番号:T00026103

太陽電池ウエハーの旭晶、桃園で工場新設

 
 太陽電池用シリコンウエハーメーカー、旭晶能源科技(エバーソル)は22日、桃園科技工業園区の工場棟と土地を取得し、同地での生産拡大に100億台湾元(約265億円)を投じると発表した。今年末までに着工、来年7月の完成から月間40メガワット(MW)のペースで生産を拡充する。同工場の680MWの生産設備がすべて設置されれば、同社の生産能力は2012年には合計1ギガワット(GW)を超える見通しだ。23日付経済日報が伝えた。

 廖国栄董事長によれば、苗栗県の銅鑼工場の240MWの生産ラインはフル稼働状態で、市場の旺盛な需要に対応するため、同工場の生産能力を来年第1四半期に330MWまで拡充するほか、桃園工場の新設を決めた。

 同社は今年2月に黒字転換を果たし、上半期の売上高は前年同期比3.75倍の17億4,600万元に達した。