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中台間のローミング費用、11月から2割値下げへ


ニュース 電子 作成日:2010年10月25日_記事番号:T00026106

中台間のローミング費用、11月から2割値下げへ

 
 中華電信と中国移動通信(チャイナ・モバイル)は、11月中旬から中台間での携帯電話のローミング通話料金を追加値下げする方向で交渉している。値下げ幅は20%前後となる見通しで、台湾の携帯電話契約者が中国から台湾に電話をかける際の通話料金は、現在の1分11.98台湾元から9元(約23.8円)前後に値下げされる見通しだ。23日付工商時報が伝えた。

 交渉では、中国移動が8元前後、中華電信が10元前後を主張しており、最終的には9元前後で決着する可能性が高い。

 業界の慣例により、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)と台湾大哥大(タイワン・モバイル)も追随するとみられ、値下げ幅をめぐる競争の行方に注目が集まる。

 中国移動の王建宙董事長は、中国人が海外旅行をした際の中国への通話料金を「国内料金」並みまで引き下げることを最終目標としており、実現に向け、まず台湾キャリアとの交渉に動き出したようだ。