ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

「アンドロイドは特許侵害」、MSが台湾メーカーに権利金要求か


ニュース 電子 作成日:2010年10月25日_記事番号:T00026108

「アンドロイドは特許侵害」、MSが台湾メーカーに権利金要求か

 
 米マイクロソフト(MS)の法務担当者が今月中にも台湾入りし、グーグルが開発したモバイル製品向け基本ソフト(OS)の「アンドロイド」が同社の特許権を侵害しているとして、宏碁(エイサー)や華碩電脳(ASUS)などに権利金支払いを求めるとの観測が業界で出ている。25日付工商時報が伝えた。

 MSはこれに先立ち、宏達国際電子(HTC)からアンドロイドに関する権利金徴収に成功しているほか、権利金支払いを拒否した米モトローラを特許侵害で提訴している。スマートフォン業界では、オープンソースのはずのアンドロイドが一連の特許騒動で「高価なOS」に様変わりしてしまうことに懸念の声が出ている。

 業界関係者によると、MSはアンドロイドが電子メール、スケジュール管理機能など複数の機能で特許を侵害していると主張している。エイサーやASUSはアンドロイド採用機種をタブレット型パソコンにも拡大しており、権利金の支払いを求めるMSの圧力が強まりそうだ。