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CDMA方式iPhone、鴻海が50%受注か【表】


ニュース 電子 作成日:2010年10月25日_記事番号:T00026109

CDMA方式iPhone、鴻海が50%受注か【表】

 
 業界筋によると鴻海科技集団(フォックスコン)は、米アップルが来年初めにも発売するとみられる、スマートフォン「iPhone」のCDMA方式機種うち50%の受注に成功し、来年にも量産を開始するもようだ。23日付経済日報が伝えた。
 
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 鴻海はCDMA方式のiPhoneの受注を和碩聯合科技(ペガトロン)と分け合い、鴻海による来年の出荷分は1,500万台に達する見通しだ。

 CDMA方式のiPhoneは、当初11月に生産を開始し、年内に250万台の出荷を見込まれてたが、アップル社員による試作機紛失やアンテナ設計の改良などで、生産開始が1カ月遅れたようだ。業界アナリストは年内の生産量は60万〜70万台にとどまるとみている。

 一方、iPhone4の受託生産を独占している鴻海は、クリスマス商戦に向け、中国広東省の深セン工場がフル稼働状態となっているほか、河南省鄭州工場も来年の量産開始に向け、建設を急いでいる。鴻海は来年、次世代機種のiPhone5も独占的に受託生産する予定で、今後もiPhone人気による恩恵を受け続ける見通しだ。