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ウィストロン、Q3売上高・利益ともに過去最高【図】


ニュース 電子 作成日:2010年10月25日_記事番号:T00026114

ウィストロン、Q3売上高・利益ともに過去最高【図】

 
 ノートパソコン受託生産大手、緯創資通(ウィストロン)の第3四半期連結売上高は1,621億台湾元(約4,280億円)、純利益32億7,000万元で、ともに過去最高を記録した。林憲銘同社董事長は、第4四半期の出荷台数および売上高も前期に比べ1けた程度の成長率を予測。通年の出荷目標は当初の2,800万台を維持し、来年は3,500万〜3,700万台を目標とすると表明した。来年25%以上の成長となる計算だ。23日付工商時報が報じた。
 
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 また林董事長によると、ノートPCにデスクトップPC、液晶モニター、液晶テレビ、ハンドヘルド機器を加えた、同社の全出荷量は来年30%成長するとの見通しを示した。中でも液晶テレビは今年の2倍以上となる1,000万〜1,400万台を目標とする。ハンドヘルド機器も30%を超える成長がみられ、約1,000万台の出荷が期待できるとしている。

 なお、注目を集めるタブレットPCについては現在4社から受注を獲得しているものの、来年の出荷は約100万台にとどまり、大きな成長は再来年以降となるとの見方を示した。

 このほか同社は現在、具体的な都市は決定していないものの、中国西部での工場設置について協議を進めていることを明らかにした。