ニュース その他製造 作成日:2010年10月26日_記事番号:T00026120
経済部の25日発表によると、9月の工業生産指数は123.79ポイント(2006年=100)で、前月比3.73%低下、前年同月比でも12.21%の上昇にとどまり、過去11カ月で最低の伸びとなった。26日付工商時報が報じた。
9月工業生産指数の伸びが低調だった要因について、蔡美娜・経済部副統計長は、同月半ばに台湾を襲った台風11号(アジア名・ファナピ)による水害で南部の石油・化学産業が打撃を受けたこと、台塑集団(台湾プラスチックグループ)第6ナフサ分解プラント(六軽、雲林県麦寮)が7月以降の連続火災で一部生産を停止し、川下でも供給不足による減産が続いたことを挙げた。
また、ハイテク産業でも景気回復スピードが鈍化したことから、在庫水準が上昇した電子部品業の生産指数は過去1年で最低の年15.24%上昇にとどまった。特に大型液晶パネルは同10%の低下となった。
一方で機械設備産業の生産指数は、前年同月比53.82%上昇し、製造業で伸び幅が最大だった。中国の人件費上昇で、オートメーション化が進んでいることが主な要因だ。
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