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コンテナ海運・欧州路線、閑散期で減便へ


ニュース 運輸 作成日:2010年10月26日_記事番号:T00026123

コンテナ海運・欧州路線、閑散期で減便へ

 
 コンテナ海運業界では、冬季の閑散期を迎え、各社が減便の動きをみせている。特に長期契約が少なく、大型船による長距離運航で効率が大幅に落ちるアジア〜欧州線路線では、デンマークのマースクが「EA9」の11月中旬からの運航休止を発表したのをはじめ、各社が11月以降の減便の準備を進めている。26日付工商時報が伝えた。

 陽明海運(ヤンミンライン)によると、同社が加盟するCKYHアライアンスは、未発表ながら特に積載率が低下する地中海路線8便、および欧州路線5便の11月からの減便を決定した。日本郵船が加盟するグランドアライアンス(GA)や、商船三井加盟のニューワールドアライアンス(NWA)も検討を進め、近日中に減便を発表するとみられる。

 一方、米国線では減便計画は出ていないものの、米APLや独ハパックロイド、日本郵船が11月からの特別付加運賃(ピークシーズン・サーチャージ)取りやめを発表しており、他社もこれに追随する見通しだ。