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蘇花公路改良工事、花蓮県で待望論高まる


ニュース 運輸 作成日:2010年10月26日_記事番号:T00026124

蘇花公路改良工事、花蓮県で待望論高まる

 
 台風13号(アジア名、メーギー)による豪雨で、宜蘭県と花蓮県を結ぶ幹線道路、蘇花公路(蘇澳〜花蓮)で土砂崩れが発生し、死者・行方不明者が多数出たことを受け、花蓮県では蘇花公路改良工事の早期着工を求める声がにわかに高まっている。26日付中国時報が伝えた。
 
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花蓮県議会は25日の定例会で、蘇花公路の土砂崩れ事故の犠牲者に黙とうを捧げるとともに、改良工事が直ちに着工されなければ、無期限休会で抗議を行うことを決議した(25日=中央社)
 
 花蓮県政府は25日、県政府講堂で蘇花公路改良工事の早期着工を求める「全県団結大会」を開き、傅崐萁県長は「安全なルートの確保は35万県民による心からの願いだ」と述べ、31日に県民が自ら道路を歩いて北上し、中央政府に対し陳情を行うことを呼び掛けた。

 蘇花公路をめぐっては、これまで高速道路の建設や既存道路の高規格化が検討されてきたが、環境問題などもあり、着工が遅れている。