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中鴻鋼鉄11月台湾向け価格、熱延・冷延とも1千元引き下げ【表】


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2010年10月26日_記事番号:T00026137

中鴻鋼鉄11月台湾向け価格、熱延・冷延とも1千元引き下げ【表】

 
 中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄は25日、熱延および冷延製品の11月台湾市場向け価格を、それぞれ1トン当たり1,000台湾元(約2,640円)引き下げると発表した。値下げ後の価格は熱延が同2万~2万300元、冷延は同2万5,000~2万5,500元。26日付蘋果日報が伝えた。
 
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 中鴻の台湾向け価格は熱延で9、10月と2カ月連続の引き上げで、1トン当たり2万1,000~2万1,300元に、冷延も9月値上げ、10月据え置きで同2万6,000~2万6,500元に上昇し、川下メーカーのコスト負担が増加していた。中鴻は11月価格の引き下げについて「台湾元高で受注に不利となっている川下メーカーの負担を軽減するため」と説明した。

 同社は9月、受注が増えたことから売上高が38億1,700万元と前月比3割近く増加、過去4カ月で最高となった。10月は出荷量が減少して減収が予想されるが、11~12月は再び増収に転じると証券会社はみている。