ニュース 運輸 作成日:2010年10月27日_記事番号:T00026152
中国の上海〜杭州(浙江省)間約200キロメートルを最速45分で結ぶ高速鉄道が26日開通した。航空便の台湾〜上海線が供給不足となっている中、今後は杭州から中国に入り、上海へ向かう台湾人旅行者が増える見込みで、杭州便を週7便運航する長栄航空(エバー航空)が最も恩恵を受けるとみられる。27日付経済日報が報じた。
市場では、杭州から台湾を訪れる中国人ビジネス客の増加にも期待が寄せられている(26日=中央社)
同高速鉄道の開通により、上海から杭州までは従来より30分以上短縮されるため、ビジネス客、観光客ともに利便性が大きく向上することになる。
エバー航空主管は、「上海から入って杭州から出るという旅行者は既に多く、杭州は中継地としての機能を備えるため、高速鉄道開通はさらにプラス効果をもたらす」と期待を示した。
杭州便はエバー航空のほか、立栄航空(ユニー航空)が週3便、華信航空(マンダリン・エアラインズ)が5便、復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)が4便を運航している。統計によるとエバー航空、ユニー航空、華信航空の同路線搭乗率は86%を超えており、今後は90%突破も見込めると業界関係者はみている。
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