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九州電力、新桃電力の株式33%取得


ニュース 公益 作成日:2010年10月28日_記事番号:T00026185

九州電力、新桃電力の株式33%取得

 
 九州電力(福岡県福岡市、眞部利應社長)は26日、新竹県の独立電力事業体(IPP)、新桃電力の発行済み株式33.2%を、筆頭株主である丸紅から取得することで契約を締結した。九州電力による台湾への事業進出は初めてで、同社では新桃電力への出資を足掛かりに、台湾市場での事業展開をさらに進める構えだ。

 株式取得は台湾の現地持ち株会社、九電新桃投資を通じて行われる。なお、買収額は公開されていない。

 新桃電力は2002年に稼働を開始したLNG焚き複合火力発電所で、発電出力は60万キロワット(KW)。全発電量を台湾電力に供給している。

 なお丸紅は、今年5月に新桃電力の株式61.78%を長栄集団(エバーグリーン・グループ)から買収し、持株比率83.2%の子会社としていた。九州電力への株式売却で持株比率は約50%に低下する。