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中国産野菜に産地偽装、大学教授が指摘


ニュース 農林水産 作成日:2010年10月28日_記事番号:T00026186

中国産野菜に産地偽装、大学教授が指摘

 
 中国や東南アジアからの野菜輸入が増える中、店頭では産地が未表示だったり、産地が偽装されている例が散見されることが、中興大学の呉明敏名誉教授の調べで明らかになった。28日付自由時報が伝えた。

 呉教授は台北農産運銷公司の卸売市場で行った調査を踏まえ、「一部の野菜に産地偽装が見られた。中国山東省産の大根は日本語表示が消費者に誤解を与えていたほか、東南アジア産のアスパラガスは台湾産と表示されていた」と指摘した。

 現在、バラ売り野菜は産地表示が義務付けられていないため、呉教授は輸入野菜を特徴で見分けることを呼び掛けた。一例として、ホウレンソウの場合、台湾産は根の部分が残っているのに対し、輸入品の場合は根が切り落とされていると指摘した。また、輸入白菜の場合、防腐剤として使用された石灰粉が残っているケースが多いという。