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UMCのQ3業績、過去6年で最高【表】


ニュース 電子 作成日:2010年10月28日_記事番号:T00026202

UMCのQ3業績、過去6年で最高【表】

 
 ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)が27日発表した第3四半期連結売上高は前期比9.8%増、前年同期比19.1%増の326億5,200万元(約865億円)、純利益は前期比65.4%増、前年同期比43.2%増の87億2,000万元で、ともに過去6年で最高となった。粗利益率32.6%も過去6年で最高水準、出荷枚数は8インチウエハー換算120万2,000枚で過去最高となった。28日付経済日報が伝えた。
 
T000262021

 
 孫世偉執行長(CEO)は第4四半期の見通しについて、ハイエンド製品の生産ラインはフル稼働が続くが、全体の稼働率は前期の99%から90~93%に下がるとの予測を示した。出荷量は前期比2~4%減少するものの、平均価格は2~4%上昇すると予想。このため、米ドルベースの売上高は横ばい、台湾元ベースでは3%程度の減収となる見込みだ。月ごとの売上高は10月がピークとなりそうだ。

 孫執行長は来年の見通しについて、半導体生産額は今年比5~10%成長し、うちファウンドリーはそれを上回る10~15%成長と楽観している。