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中華航空の成田~高雄就航、高雄市が観光キャンペーン【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年10月29日_記事番号:T00026213

中華航空の成田~高雄就航、高雄市が観光キャンペーン【表】

 
 中華航空(チャイナエアライン)の高雄国際空港(小港空港)と成田国際空港を結ぶ定期便の今月31日就航に合わせ、高雄市政府観光局は、日本向け観光キャンペーン「暖冬高雄プロモーション計画」を実施する。高雄を訪れる10人以上の団体ツアーに対し、1人当たり100台湾元(約265円)の宿泊費用補助などを行う。就航第1便に搭乗し、東京での広報イベント(11月1~2日、帝国ホテル)に向かう林崑山・同市観光局長は、「高雄を訪れる日本人観光客の2割増、1億台湾元以上の商機創出が見込める」と期待を示した。29日付工商時報が伝えた。
  
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 交通部観光局の統計によると、昨年台湾を訪れた日本人は100万人余り、うち高雄の国際ホテルまたは観光ホテルに宿泊したのは14万3,000人で、2006年の19万9,000人から28%減少した。今年1~8月も前年同期比2割減の10万3,000人となっている。

 旅行業者によると、かつて高雄を訪れる日本人客のほとんどは昔を懐かしむ高齢者層だった。全盛期は日本人の比率が65%に達するホテルもあったほどだが、時代とともにこうした層が減少し、日本人観光客数は全盛期の10~20%に落ち込んでいる。