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華新麗華、独太陽電池メーカーに49%出資【表】


ニュース その他製造 作成日:2010年10月29日_記事番号:T00026215

華新麗華、独太陽電池メーカーに49%出資【表】

 
 太陽エネルギー分野での展開を拡大する銅線材・電線ケーブル大手、華新麗華(WALSIN)は28日、4,000万ユーロでドイツの太陽電池メーカー、ソラリオン社の株式49%を取得したと発表した。今後出資比率を70%まで拡大し、経営を主導する可能性もある。29日付工商時報が伝えた。
 
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 また2社は同日、技術協力および移転に関する協定も締結。今後、CIGS(銅・インジウム・ガリウム・セレン)薄膜太陽電池の生産で協力する予定で、来年にも、ドイツのライプチヒに年産20メガワット(MW)の太陽電池およびモジュール工場を設置、競争力をつけた上で、2012年に台湾とドイツ双方に年産200MW規模の工場を設置する計画だ。

 焦佑倫・華新麗華董事長は、CIGS薄膜太陽電池は変換効率が良く、さらなる効率向上も期待できると好感を示した。また低コストという強みも備えるが、台湾では台湾積体電路製造(TSMC)が米STIONへの出資により参入しているのみだという。