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デジカメ受託生産、日系発注で来年も好調予測


ニュース 家電 作成日:2010年10月29日_記事番号:T00026221

デジカメ受託生産、日系発注で来年も好調予測

 
 日系のデジタルカメラメーカーが生産の外部委託を拡大していることを受け、台湾の受託メーカーは来年にかけ、好調な受注拡大が予想されている。

 29日付電子時報によると、デジカメ業界では、円高進行を受け、ソニー、ニコン、富士フイルム、カシオ、オリンパスなどが軒並み海外への生産委託を拡大しており、コスト競争力と研究開発(R&D)の実力を備えた台湾メーカーは特に恩恵を受けそうだ。

 受託生産大手の華晶科技(アルテック)は28日「来年の受託生産計画はまだ完全には合意していないが、日本メーカーの生産委託拡大の動きに乗り、今後の業績を楽観している」と説明した。同社はクリスマス需要が見込まれる今年第4四半期に前期比5~10%の増収を予測。粗利益率も第3四半期の8.5%から緩やかに回復するとした。

 佳能企業(アビリティ・エンタープライズ)も最近、「3~5年以内に年間出荷量が現在よりも30~50%増えるのは間違いない」との予測を示している。