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エイサーがノート出荷世界一、四半期ベースで初=IDC


ニュース 電子 作成日:2010年10月29日_記事番号:T00026227

エイサーがノート出荷世界一、四半期ベースで初=IDC

 
 市場調査機関IDCの統計によると、宏碁(エイサー)は第3四半期、ノートパソコン出荷台数が975万台となって米ヒューレット・パッカード(HP)を約30万台上回り、世界シェア18.8%で四半期ベースで初めて首位に立った。ただ、別の大手調査機関、ガートナーの調べでは依然、小幅ながらHPがエイサーをリードしている。29日付電子時報が報じた。

 IDCの統計におけるエイサーの首位奪取は、アジア太平洋市場が鍵となった。第3四半期、HPは主力とする北米市場での需要が横ばいとなる中、アジア太平洋市場でシェアを落とした。一方エイサーは、7月こそ全体の出荷台数が低迷したものの、8〜9月にかけて急激に出荷を伸ばし、最終的にHPをかわした。

 エイサーのジャンフランコ・ランチ執行長(CEO)はこのほど海外メディアのインタビューに答え、「当社の目標は2011年に、PC全体でHPを超え世界最大手になること」と語っている。また同社は来年、PC出荷5,000万〜5,500万台を目指し、通年の連結売上高で10〜15%成長するとしている。