ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

鴻海の電子ブックリーダー、「来年は出荷倍増」【表】


ニュース 家電 作成日:2010年11月1日_記事番号:T00026250

鴻海の電子ブックリーダー、「来年は出荷倍増」【表】

 
 鴻海精密工業は、電子ブックリーダーの来年の世界市場規模は今年の2倍に拡大し、同社の出荷台数も倍増するとの見通しを示した。証券会社によると、鴻海は今年1,000万台以上の出荷が見込まれるため、来年は2,000万台突破が予想される。1日付蘋果日報などが報じた。
 
T000262501

 
 証券会社によると、鴻海は米アマゾン・ドット・コムの「キンドル」、ソニーの「Sony Reader」を受託生産しており、今年予測される世界全体の電子ブックリーダー出荷台数1,200万台のうち、80〜90%を鴻海製が占める見通しだ。

 郭台銘・鴻海董事長は以前、デジタルコンテンツとナノテクノロジーが将来のグループ発展に向けた重点と語っている。今後同グループは電子ブックリーダー市場の成長に伴って、デジタルコンテンツ分野への参入を進める構えとみられ、傘下の嘉鋒数位(リッチフィールドデジタル)が現在、中台の中国語コンテンツ統合を手掛けているとされる。