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デルタとエピスターのLED電球、オスラムから受注か


ニュース 家電 作成日:2010年11月1日_記事番号:T00026251

デルタとエピスターのLED電球、オスラムから受注か

 
 1日付経済日報によると、台達電子(デルタ・エレクトロニクス)と発光ダイオード(LED)チップ最大手、晶元光電(エピスター)が共同開発した高圧LEDチップを使った電球が、LED照明世界2位のオスラムから大口の委託生産発注を受けたもようだ。海英俊デルタ執行長(CEO)もこのほど、「新たな欧州顧客が加わり、来年は大きな成長が見込める」と語っている。

 経済日報は、デルタにとり今回オスラムを顧客に加えたことは、他の海外大手からの受注獲得にもつながると予想され、来年のLED電球出荷量は5〜10倍に増えると指摘した。また、デルタやエピスターのほか、オスラムから特許ライセンスを得ているLEDパッケージング(封止)大手、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)なども、今後恩恵を受けると証券会社は予測している。

 デルタは日立グループに向けのLED電球の出荷量が年間100万個に上り、台湾や中国市場で販売している。ただ、日立に日本メーカーのLEDチップを採用するよう指定されているため、台湾の関連メーカーに恩恵はなかった。