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スマートフォンQ3世界シェア、HTCはサムスンに抜かれ5位


ニュース 電子 作成日:2010年11月1日_記事番号:T00026253

スマートフォンQ3世界シェア、HTCはサムスンに抜かれ5位

 
 ノキアと市場調査機関の調べによると、宏達国際電子(HTC)は第3四半期のスマートフォン世界販売台数シェアで、サムスン電子に抜かれ4位から5位に転落した。サムスン経営陣は今年年初、第4四半期にHTCを抜くと宣言していたが、前倒しでの達成となった。1日付電子時報が報じた。

 HTCの第3四半期スマートフォン出荷台数は680万台。一方サムスンの発表によると、同社の同期携帯電話出荷台数は7,140万台で、スマートフォンが11%を占めたため、台数にして750万〜800台、シェア10%を獲得した計算だ。なお同期6位はモトローラの380万台。

 グーグルのアンドロイドOS(基本ソフト)搭載機種に注力するブランドでは、モトローラがHTCのライバルとみられていたが、世界各地で販売を展開し、「GALAXY(ギャラクシー)S」に大規模なマーケティングリソースを投入したサムスンが順位を上げる結果となった。業界関係者によると、第4四半期もサムスンが1,100万〜1,200万台で、HTCの900万台をリードする見通しだ。

 同期のスマートフォン世界市場規模は7,000万〜8,000万台で、シェア首位はノキアの35%。アップルはiPhone 4人気で19%近くまでシェアを拡大し、「ブラックベリー」のリサーチ・イン・モーション(RIM)の16.5%を抜いて、初めて2位に浮上した。