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ASEの設備投資、「来年は7億~8億ドル」


ニュース 電子 作成日:2010年11月1日_記事番号:T00026259

ASEの設備投資、「来年は7億~8億ドル」

 
 半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体(ASE)の董宏思財務長(CFO)は、来年の設備投資額について、今年見込まれる8億8,000万米ドルに匹敵する、7億~8億米ドルとなるとの見通しを示した。1日付電子時報が伝えた。

 董財務長によると、来年の成長は強化が順調に進む銅プロセスのほか、LPCバスおよびハイエンド技術がけん引する見通しだ。銅ワイヤボンディング装置の導入は予定を上回るスピードで進んでおり、来年はさらに倍増させ7,000台へと拡充する。このため、設備投資額も高水準を維持する見込みだ。

 なお、第4四半期の展望について董財務長は、出荷量は前期比で微増するが、台湾元相場の上昇などが要因で売上高は横ばいとなると述べた。また、金価格上昇によるコスト増で粗利益率が前期比1~1.5ポイント下落、25.3~25.8%となるとの予測だ。