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DRAM価格急落、業界に危機感


ニュース 電子 作成日:2010年11月1日_記事番号:T00026261

DRAM価格急落、業界に危機感

 
 1日付電子時報によると、末端需要の減退からDRAMオファー価格の下落が止まらず、台湾業界では再び全社が赤字に落ち込むとの危機感が高まっている。DRAM価格は10月下旬、2ギガビット(GB)DDR3チップがスポットで1日に10%以上下落して2米ドルを割り込み、DDR3モジュールも平均10〜15%下落の26〜27米ドルとなった。

 11月の市況見通しについてあるDRAMメーカーは、「下落が続き、DDR3は2GB製品がモジュールで20米ドル、チップで2米ドルとなる。1GBチップは1米ドルまで値下がりする」と予測している。

 DRAM大手、南亜科技は「現在DDR3モジュールの出荷価格は依然28〜30米ドルだが、需要が非常に弱まっているため、11月はさらなる値下げ実施は確実」との見方だ。