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自賠責保険の補償金、引き上げを検討


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年11月2日_記事番号:T00026267

自賠責保険の補償金、引き上げを検討

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)の陳裕璋主任委員は1日、日本の自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)に相当する「強制汽機車責任保険」の死亡・高度障害時の最高補償額を現在の160万台湾元(約423万円)から引き上げる方向で検討していることを明らかにした。2日付中国時報が伝えた。

 強制汽機車責任保険の保険料は年々引き下げられているが、過去3年間の保険金給付額が保険料収入に占める割合は54~58%で推移しており、1998年の導入以来の平均70%を大きく下回っている。このため、金管会は保険料をさらに引き下げると同時に、補償額を引き上げる方向で検討を進めることにした。

 金管会保険局は毎年、同保険の収支状況を検討し、保険料を決定しており、2000年以降、8回にわたり、合計で43.1%引き下げられた。金管会が先ごろ発表した来年の保険料は、自動車・バイク平均で前年比5.7%引き下げられた。