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桃園空港運営の公営企業発足、東アジアのハブ空港目標【表】


ニュース 運輸 作成日:2010年11月2日_記事番号:T00026271

桃園空港運営の公営企業発足、東アジアのハブ空港目標【表】

 
 1日、桃園国際空港を運営する公営企業、桃園国際機場公司が発足した。交通部次長から転じた葉匡時董事長は、「3年以内で世界の国際空港ランキングで10位以内に入り、東アジアのハブ空港を目指す」と意気込みを語った。2日付工商時報が伝えた。

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桃園国際機場公司の葉匡時董事長(中央)。近隣諸国に比べ見劣りする台湾の表玄関の改善が、どのように進むか注目される(1日=中央社)

 桃園空港の1〜7月の旅客輸送数は前年同期比23.9%、貨物輸送数は同48%増加しており、北京首都国際空港、成田国際空港、韓国・仁川国際空港などを上回っている。今年通年の旅客および貨物輸送数は、1979年の開業以来最高となる見通しだ。また、中台直航便は既に30カ所以上の空港を結んでおり、香港国際空港発着の中国路線より多い。
 
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 毛治国交通部長は、「今後は海外の空港運営会社との提携などを通じて、桃園空港の国際化を加速させる」と抱負を語った。

 桃園空港はこれまで交通部民用航空局が管理していたが、空港周辺の再開発を目的とする「国際空港特別条例」で、公営企業への移管が決定していた。