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太陽電池シリコンウエハーの達能、来年は生産能力の半分を受注済み


ニュース その他製造 作成日:2010年11月2日_記事番号:T00026275

太陽電池シリコンウエハーの達能、来年は生産能力の半分を受注済み

 
 太陽電池用シリコンウエハーメーカー、達能科技の方震銘総経理は1日、来年分の受注見通しについて、同社生産能力の5割程度を既に確保していることを明らかにした。同社は供給ひっ迫が続く現状から、今後生産能力拡充のペースを速める方針で、方総経理は「拡充した分だけ増収が見込める」と語った。2日付経済日報が伝えた。

 同社の第3四半期業績は、売上高が前期比26%増、前年同期比167%増の9億2,900万台湾元(約24億6,000万円)、純利益は前期比3%増の1億2,800万元だった。粗利益率は同2ポイント上昇し24%。

 同社は平均販売価格(ASP)が引き続き上昇したと同時に、生産能力拡充による規模拡大でコスト低減が実現、粗利益率も上昇したと説明した。

 同社の生産能力は今年、第2工場が8月に完成、年末には生産能力90メガワット(MW)のラインが新たに稼動することから200MWを超える見込みだ。来年も第2四半期に110MW、下半期にさらなる拡充が予定されており、500MWまで引き上げる計画だ。