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エピスターのLED照明、中台で生産能力3割増強へ【表】


ニュース 家電 作成日:2010年11月2日_記事番号:T00026282

エピスターのLED照明、中台で生産能力3割増強へ【表】

 
 発光ダイオード(LED)エピタキシャルウエハー・チップ最大手、晶元光電(エピスター)の周銘俊総経理は1日、LED照明製品の生産能力を来年、中台で3割程度増強すると語った。台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下で、エピスターが4月に約40%出資した南亜光電や、中国江蘇省常州工場などが対象だ。2日付工商時報が伝えた。
 
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 南亜光電は、台プラグループ向けのほか、LED街灯やLED電球を主力とし、中台市場でのシェア獲得を狙っている。周総経理によると、南亜光電は現在、LED電球を少量生産すると同時に、大手メーカーの認証を申請中で、海外大手の受託生産を受注する可能性もある。
 
 周総経理は、エピスターのLED照明製品の売上構成比が現在20%で、今後も十分な成長が期待できると好感。このため証券会社は、来年同比率が35%へ上昇し、LED照明関連売上高は80億台湾元(約210億円)へと、今年予測の40億元から倍増すると予測している。