ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

「グーグル」ブランドのノートPC、インベンテック受託で近く発売か


ニュース 電子 作成日:2010年11月2日_記事番号:T00026288

「グーグル」ブランドのノートPC、インベンテック受託で近く発売か

 
 2日付電子時報がノートパソコン業界関係者の話を基に報じたところによると、グーグルは近く、同社が開発したOS(基本ソフト)「クロームOS」を搭載した「グーグル」ブランドのノートPCを11月中旬〜下旬に発売するとの観測が出ている。当初の出荷台数は6万〜7万台とみられ、英業達(インベンテック)が受託生産を担うとの予測だが、同社はコメントを避けている。

 この関係者によると、ノートPC市場ではいわゆる「Wintel(ウインテル、WindowsOSとインテルCPUの組み合わせ)」の地位が揺るがし難いとして、大手ブランドが「クロームOS」搭載機種への参入に二の足を踏んでいるため、第1号機種はグーグルが自社ブランドで発売することになったようだ。

 クロームOSはオープンソースのため、ウインドウズ搭載のノートPCと比べるとコストを80〜100米ドル削減でき、クラウドコンピューティングに適していることを強みとするという。

 グーグルがクロームOS機種を発表した後、宏碁(エイサー)、ヒューレット・パッカード(HP)も同OS搭載の低価格ノートパソコン(ネットブック)で追随する見通しだ。広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が受託生産し、早ければ12月に投入される見込み。