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猫空ロープウエー、シースルーゴンドラが登場


ニュース 運輸 作成日:2010年11月3日_記事番号:T00026295

猫空ロープウエー、シースルーゴンドラが登場

 
 台北市文山区の猫空ロープウエーが2日、ゴンドラに透明な床板を採用したシースルーゴンドラの運転を開始した。3日付中国時報が伝えた。

 シースルーゴンドラは「猫䌫之眼」と命名され、20台が投入された。シースルーゴンドラの数は通常のゴンドラ(119台)に比べると少ないため、運転間隔は約3〜5分となる。定員は通常のゴンドラの8人より少ない5人。運賃は当初ともに片道最高50台湾元(約130円)、往復100元で、乗車したいゴンドラの列に並ぶ。

 シースルーゴンドラはフランスのPOMA社製で、台北大衆捷運が今年3月の運転再開時に一部試験導入し、乗客に好評だったことから、本格導入を決めた。透明な床板は三層構造で、厚さは4.8センチあり、欧州の安全認証を取得している。改造費用は27万5,000元。

 猫空ロープウエーは支柱下部の土砂流出で1年半にわたり運転を休止し、今年3月に運転を再開して以降、乗客は伸び悩み気味だったが、シースルーゴンドラが人気回復のきっかけとなるか注目される。