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中華航空機が待機線オーバー、日航機が着陸やり直し


ニュース 運輸 作成日:2010年11月3日_記事番号:T00026296

中華航空機が待機線オーバー、日航機が着陸やり直し

 
 台北松山~東京羽田線が先月31日に就航したばかりの台北松山空港で、2日午前11時ごろ、羽田発の日本航空31便(ボーイング767−300型機)が高度7,500メートルから着陸態勢に入ろうとしたところ、滑走路上に待機していた中華航空機(ボーイング737−800型機)が待機線をわずかにオーバーして停止していたため、管制官が日航機に着陸のやり直しを命じるトラブルがあった。3日付中国時報が伝えた。

 管制指示を受けた日航機は、周辺を旋回し、18分後に松山空港に着陸した。日航機には乗客162人が乗っており、乗り合わせた乗客は「機体が急角度で上昇した」と当時の様子を話した。中華航空機は桃園空港に回送するために待機しており、乗客はいなかった。

 交通部民用航空局は「日航機の着陸位置は、滑走路の端から300〜400メートルの地点で、中華航空機は滑走路の端に停止していたため、衝突の危険性はなかったが、厳格な管制を行うため、日航に着陸やり直しを命じた」と説明した。