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台プラグループの春節ボーナス、5カ月以上が濃厚


ニュース 石油・化学 作成日:2010年11月3日_記事番号:T00026303

台プラグループの春節ボーナス、5カ月以上が濃厚

 
 3日付工商時報によると、台塑集団(台湾プラスチックグループ)の来年の春節ボーナス(年終奨金)は、最低でも5カ月分、12月利益によっては5.5カ月分以上となりそうだ。

 台プラグループの2006年労使協定によると、主要4社、▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)▽南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー)▽台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)の1株当たり利益(EPS)が年間平均4.1台湾元(約11円)で春節ボーナス4.5カ月分支給を基準とし、EPS増減1元ごとに0.6カ月分を増減する。また、EPSが6元を越えると1元当たりの増加幅は0.3カ月分となる。

 主要4社の第1〜3四半期EPSは4元に達しており、証券会社によると、通年では5元を超える見通しだ。

 これに関し、同グループ幹部も、第4四半期の石化製品需要は依然として旺盛で、春節ボーナスは前回の4.5カ月分を上回る見通しだと述べた。