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円高でLED委託生産拡大、台湾メーカーに恩恵=JLEDS 【表】


ニュース 家電 作成日:2010年11月3日_記事番号:T00026308

円高でLED委託生産拡大、台湾メーカーに恩恵=JLEDS 【表】

 
 日本のLED照明推進協議会(JLEDS、東京都港区)の下出澄夫企画運営委員長は2日、円高の影響から東芝、シャープ、パナソニックなど大手各社が発光ダイオード(LED)製品の海外への生産委託拡大を急いでおり、台湾メーカーへの発注が増加するとの見方を示した。3日付経済日報が報じた。
  
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 台湾メーカーでは現在、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)が日立向けに、泰金宝科技(カルコンプ・エレクトロニクス)は東芝向けに受託生産を行っている。両社の日本向けのLED電球出荷量は今年、大幅に伸びた。また、東貝光電科技(ユニティ・オプト・テクノロジー)、立碁電子工業(リジテック・エレクトロニクス)も、今年第2四半期に日本向けにLED電球の出荷を開始した。

 下出委員長によれば、日本市場はLED製品に対する購入補助政策が奏功し、今年はLED電球の普及率が10%、来年は30〜40%に達する見通しだ。