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ウィンテックの10月連結売上高、過去最高も市場予測下回る【図】


ニュース 電子 作成日:2010年11月3日_記事番号:T00026317

ウィンテックの10月連結売上高、過去最高も市場予測下回る【図】

 
 中小型液晶パネルメーカー、勝華科技(ウィンテック)が2日発表した10月連結売上高は、前月比7%増の82億4,700万台湾元(約219億円)で過去最高を記録した。しかし市場予測の85億元はやや下回り、前月比成長率も過去数カ月の14~25%増に比べ縮小した。なお、1~10月累計では480億9,400万元で、前年同期に比べ倍以上に成長した。3日付経済日報が伝えた。
 
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 ただ証券会社は、同社が現在、顧客ニーズに合わせて、粗利益率の高いタッチパネルセンサーなど高付加価値製品の出荷比率を大幅に高めていることから、大型パネルの非需要期である第4四半期の売上高も過去最高を更新する可能性が高いとみている。

 黄顕雄董事長は、タッチパネルの需要は強く、来年も中国広東省の東莞工場などで大幅な生産能力拡充を行うと述べた。来年の設備投資額は今年の3倍以上となる10億米ドルに達する見通し。また同社は、台中工業区内でのアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)方式液晶パネル生産ライン新設に向け、合弁パートナーを模索している。