ホテルオークラは12日、台北市と南投県のリゾート地日月潭に高級ホテルをオープンする計画を発表した。
両地ともオークラは出資せず、台湾企業から経営を委託される形で、台北は台湾通泰建設、日月潭は桐核麦生技が建設を受け持つ。
台北市では南京東路と中山北路線の交差点付近に、地下７階、地上18階、敷地面積2,145平方メートル、部屋数200室の規模で建設し、宿泊費は一泊平均7,000台湾元（約２万4,000円）を予定している。「スモールラグジュアリー」をテーマに小規模ながら高級感あふれるモダンなシティホテルを目指すという。オープンは2010年7月の予定だ。
日月潭の建設予定地は、蒋介石総統の別荘跡地の湖が一望できる絶好の立地で、オークラが長年培った質の高いサービスを活かし、台湾最高級のリゾートホテルを目指すという。地下３階、地上11階、敷地面積5,575平方メートル、部屋数97室で、一泊平均1万4,000元を予定している。今年10月に起工し、09年4月にオープン予定。
ホテルオークラが日月潭にオープンするリゾートホテル完成予想図 （ホテルオークラ提供）
