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作成日：2010年11月4日_記事番号：T00026323
メジャーリーグ開幕戦、台湾開催の可能性高まる
野球の米メジャーリーグで今年のワールドシリーズを56年ぶりに制したサンフランシスコ・ジャイアンツが、来年の開幕シリーズ２試合を台湾で開催する可能性が極めて高まった。実現すれば、台湾で初のメジャーリーグ公式戦開催となる。４日付聯合報などが伝えた。
球団ウェブサイトによると、ラリー・ベア会長は「実現する可能性は極めて高い。数週間以内に決定したい。意見の大きな対立はない」と説明した。
対戦相手のアリゾナ・ダイヤモンドバックスも、台湾での開幕戦開催に既に同意しており、選手労組の同意を待っている段階だという。
台湾のスポーツ興行会社、悍創運動行銷公司は今年３月、ロサンゼルス・ドジャースと台湾プロ野球オールスターチームとのオープン戦を主催した。同社はその後、５月からジャイアンツ、ダイヤモンドバックスの両球団に台湾での開幕戦開催を打診してきた。
メジャーリーグは今月16日から19日にかけ、各球団の監督や経営陣によるフロリダ州でウィンターミーティングを開催する予定で、台湾での開幕戦開催計画はその場で最終的に決まる見通しだ。
