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台北MRT蘆洲線開通、台北駅まで22分


ニュース 運輸 作成日:2010年11月4日_記事番号:T00026326

台北MRT蘆洲線開通、台北駅まで22分

 
 台北の都市交通システム(MRT)の新路線、蘆洲線が3日午後、蘆洲(台北県蘆洲市)〜忠孝新生(台北市大安・中正区)の12.5キロメートルの区間で開通した。終点の蘆洲駅から台北駅までを22分で結び、通勤客や台北市中山区の関帝廟、行天宮に向う参拝客にとって交通の便が増すことになる。また同線は民権西路で淡水線、忠孝新生駅で板南線と連絡するため、台北駅を経由する乗客が減り、混雑緩和に貢献するとみられる。4日付自由時報などが報じた。
 
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開通初日、蘆洲線は早くも多くの通勤・通学客でごった返した。来年6月の忠孝新生〜古亭の開通後、南勢角(台北県中和市)までの直通運転が予定されている(3日=中央社)

 運営会社の台北大衆捷運(TRTC)によると、蘆洲線の利用者は1日に延べ15万〜18万人が予想される。開通後1カ月間(12月2日まで)は公共交通機関用のICカード、悠遊カード(イージーカード)を利用すれば運賃が無料となる。

 同日行われた開通式典には、馬英九総統、呉敦義行政院長、郝龍斌台北市長、周錫瑋台北県長が参加。郝市長は6日に開幕する台北国際花卉(かき)博覧会(花博)に触れ、「多くの人に蘆洲線に乗って花博に来てほしい」とアピールした。