ニュース 商業・サービス 作成日:2010年11月4日_記事番号:T00026332
統一阪急百貨は3日、先月7日に正式オープンした台北店の、開幕1カ月の売上高が10億台湾元(約26億7,000万円)を突破し、目標を30%上回る見込みだと発表した。台北店は初年度売上目標を40億元としているが、予想を上回る好調に、上方修正する可能性も出てきた。4日付工商時報が伝えた。
台北店の好調は、売り場の4分の1以上が同店のみの出店という差別化戦略が奏功したためとみられる。特に、長い行列ができて話題となったカジュアル衣料店「ユニクロ」台湾1号店や、坪当たり売上高が最高となった統一超商(プレジデント・チェーンストア)オリジナルのマスコットキャラクター「OPEN小将(オープンちゃん)」グッズ店などが貢献した。
王宝銘・統一阪急総経理は「百貨店の売り場設計には有名ブランドが欠かせないという考えを根底から変え、新たな指標を打ち出した」と自負をのぞかせた。統一企業集団(ユニプレジデント)の経営陣からも「物欲ではなくセンスを刺激した」と評価を受けたという。
同集団はまた、開設が計画されている統一夢時代購物中心(ドリームモール)台南店に統一阪急百貨を導入することも検討している。
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