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新光三越の中国進出、独資に路線変更


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年11月4日_記事番号:T00026333

新光三越の中国進出、独資に路線変更

 
 新光三越百貨は、中台合弁の北京新光天地で経営権争いが泥沼化し、国際仲裁も進展していないことから、中国進出方式を独資に転換する方針を固めた。4日付工商時報が伝えた。

 新光三越は、四川省成都市、江蘇省蘇州市に独資で店舗を来年初めにも着工し、2013年末に営業を開始する構えだ。

 北京華聯集団との経営権争いは解決していないが、北京新光天地は開業1年で黒字化し、売上高は毎年10%のペースで増加している。新光三越は拡大する中国の内需市場を有望視しており、北京新光天地の知名度を背景として、店舗拡大を図っていく。

 北京新光天地は高級路線とした一方、新光三越は進出先によって、店舗コンセプトを変更する。成都店は面積4万坪で、住宅を含む複合開発となる見通しだ。蘇州は蘇州工業園区のホワイトカラーによる旺盛な購買意欲に着目し、出店を決めた。