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台プラ4社10月は3%増収、台化が好調 【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2010年11月4日_記事番号:T00026338

台プラ4社10月は3%増収、台化が好調 【表】

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社の10月売上高は、前月比3.15%増、前年同月比3.32%増の1,059億1,800万台湾元(約2,800億円)となった。4社のうち、高純度テレフタル酸(PTA)を主力とする台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)が、綿花高騰を受けての樹脂綿の代替需要によって、前月比8.79%増、前年同月比26.5%増の234億1,400万元で最も好調だった。4日付工商時報などが報じた。
 
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 台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)は前月比5.32%増、前年同月比5.92%増の510億3,200万元で、第6ナフサプラント(雲林県麦寮郷、通称六軽)での連続火災の影響から抜け出しつつある。中国での石化製品需要の高まりと、ブタジエン市況の好調から第4四半期は利益拡大が見込める。

 台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)は前月比2.29%減、前年同月比7.48%増の151億9,500万元。南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)は前月比5.13%減、前年同月比15.7%増の162億7,700万元。同社は減収の原因として可塑剤ジオクチルフタレート(DOP)プラントの年次保守を挙げつつ、11月は増収に転じる見通しだと説明した。