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両岸自動化精密機械展、台中で開幕


ニュース 機械 作成日:2010年11月4日_記事番号:T00026339

両岸自動化精密機械展、台中で開幕


 中台の機械メーカーによる見本市「両岸自動化精密機械展」が3日、台中市の水ナン経貿園区(ナンはさんずいに南)で8日までの日程で開幕した。4日付工商時報が伝えた。

 
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開幕セレモニーで、卓永財・台湾区工作機械・部品公会理事長は(右4)は「台湾機械産業の生産額は、来年1兆元を超える」と語った(3日=中央社)

 今回の見本市には、中国機床総公司の郝明総裁、天津第一機床総廠の金毅廠長をはじめ、中国各地の工作機械メーカー関係者多数が参加している。

 郝総裁は「両岸(中台)が今年、海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)に署名したことで、両岸の機械業界による貿易は年々増えるとみている。台湾の機械メーカーは、ECFAによる関税引き下げで、対中輸出時に競争力が高まる」と指摘した。

 郝総裁はまた、「中国が輸入する工作機械の20%は台湾製で、台湾が生産する工作機械の半数は中国に輸出されている。中国企業は国内市場が中心だが、台湾メーカーの競争力が高まると、中国企業にはプレッシャーだ。ただ、長期的に見れば、健全な競争につながる」と述べた。