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液晶パネル価格、来年Q1に反発か=ディスプレイサーチ【表】


ニュース 電子 作成日:2010年11月4日_記事番号:T00026342

液晶パネル価格、来年Q1に反発か=ディスプレイサーチ【表】

 
 ディスプレイ市場専門の市場調査会社、米ディスプレイサーチの謝勤益・大中華区副総裁は3日、台北で開かれた年次フォーラムで、液晶パネル市況について、12月には在庫、生産、価格がいずれも低水準となるものの、来年第1四半期には価格が反発するとの見通しを示した。4日付工商時報が報じた。
 
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 同社の需給予測によると、来年の液晶テレビ出荷台数は2億3,500万台、そのパネル需要は2億6,000枚に達する。一方、パネル生産能力は9%増にとどまる見通しで、来年は供給不足になるとみている。第4四半期に予測通りに在庫、生産、価格が低水準となれば、来年の液晶テレビ用パネル需要は最大で19%伸びる可能性があるとした。

 液晶パネルメーカーの設備稼働率は、今年第3四半期から低下し、第4四半期も低水準で推移する見通しだ。第4四半期の予想設備稼働率は、サムスン電子が92%、LGディスプレイ(LGD)が80%、友達光電(AUO)が83%、奇美電子(チーメイ・イノルックス)が65%、中華映管(CPT)が50%などとなっている。